仕事の思想 なぜ我々は働くのか

ビジネス

田坂広志氏の『仕事の思想 なぜ我々は働くのか』は、働くことの本質や喜びについて深く考察した一冊です。今回は要約というより、私が読んで刺さった個所を挙げていきたいと思います。

・仕事の報酬は「能力」である→仕事を覚えて能力を磨くことに楽しみを感じるようになってくる
・仕事の報酬は「仕事」である→仕事のスキルが上がり、今までできなかった新たな仕事に取り組める
・仕事の報酬は「成長」である→仕事を通して一人の人間として成長していくことに喜びを感じる
・「夢」を語ることが「目標」を与え、「目標」がそれに向かって精一杯力を尽くすエネルギーを生む
・「夢を語る」とは「本気で信じる」こと
・夢や目標を語ることを恐れない
・顧客は「自分の姿を映し出す成長の鏡」
・厳しい顧客こそ「優しい顧客である」
・黙って去る顧客の無言の声に耳を澄ます
・無条件に顧客の気持ちに共感する
・人間力の修練の学びは日常生活や仕事の場にこそある
・反面教師は人のふりみて我がふりをなおす内面省察である
・人間の精神と格闘し、その精神の緊張が生み出す苦痛と戦いながら自分の精神の限界に挑戦しなければならない
・義務と責任が働き甲斐になるとともに、義務と責任が人間を成長させる
・「部下の人生」に責任を持つことによって、「部下の成長」に責任をもつ
・部下の成長に必要なものは、「自分自身の成長」
・自分自身が成長しているからマネージャーになるのではなく、マネージャーの地位につくから自分自身が成長しなくてはならない
・何十年もの長き歳月を別々の道を歩み、そして互いに顔を合わせることがなくても、互いに言葉を交わすことがなくても、無言の励ましを送りあうことのできる「友人」
・仕事の作品とは何かー「職場の仲間」
・夢が破れることを決して恐れてはいけない
・たとえ自分がその夢を実現できなくても、いつか誰かがその夢を実現する
・大切なのは本気で夢の実現を信じ、それに対して力を尽くして歩んできたか

この言葉にはどんな意味があるのか、この内容をもっと詳しく知りたいなど一つでも刺さる言葉があったら、ぜひ本書を手に取ることをお勧めします。この著作は、働くことの意義を再確認し、自分自身の成長や職場の環境を見つめ直すきっかけとなるでしょう。

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